こんにちは!ごっどている(@brotherhood0716)です。
わたしは現在、Web系の開発をメインとする会社でシステムエンジニアとして働いています。
業務としては、客先常駐タイプでシステムの保守業務をメイン。
いまの会社は転職3回目で入社した会社。
いわゆるSESをメインにやっている会社ではないです。
新卒で最初に入社したのは、地元のIT系企業。そこでシステムエンジニアとして採用されました。
まず1社目の会社でやっていたのは、COBOLの開発案件でした。
転職して2社目に移る際も、そのときのスキルを評価してくれる会社でしか転職が難しかったので、またCOBOLの開発をするエンジニアに。
今回は新卒から磨き上げてきたCOBOLエンジニア(通称:コボラー)が、Web系のIT企業にエンジニアとして転職をした理由をお伝えします。
Contents
COBOL開発案件がない
COBOL技術者がいざそのスキルを活かせる転職先を見つけようとしたとき。
ここで大きな問題に直面します。
そう。COBOL開発案件って少ないんですよ。
COBOLはなくなると言われ続けていますが、しぶとく現在もありますねw
しかし、今後は案件自体もさらに少なくなっていくはず。
そもそもCOBOLってそもそも汎用機やIBMのAS/400などで開発をする言語。
汎用機なので、一部の大企業や金融機関などで使用されていることが多いです。
だいたいシステムを改修する場合なんかは、Javaなどのメジャーな言語に移行すると莫大なコストがかかり、システム移行時のトラブルも発生するためやらないことが多い。
なので基本は現行システムのままで、プログラムを改修をしていきます。
わたしの専門はもともとIBMのAS/400シリーズを扱うエンジニア。
これでCOBOLのプログラムを作ってしました。
あまり知っている技術者も少ないんじゃないかな。
「i5」や「POWER7」というAS/400のシリーズをやっていました。
いわゆる汎用機とはちょっと違うのかな。Javaも書けるらしいので。
JCLはないです。汎用機を知らない人は全くピンときませんねw
最近だと「POWER8」などがあるらしいですが、これもきっとCOBOLが動くのでしょう。
たまに汎用機からWeb系システムへ移行した際に、開発言語をCOBOLのまま変えずに、Webシステムの処理をするってこともありますが、かなりレアかな。
ちなみに2社目の転職先でこのタイプの開発をしていました。
なので、案件の母数自体が少ないし、システム改修する場合も現行システムのままであれば、新たに技術者を募集するほどの案件でなかったりするため、需要が少ないです。
年々減っていくでしょうね。
需要が多い開発言語はJavaやPHP。これから技術を習得するならこれらがおすすめ!
今後のキャリアを考えた場合、どう考えても廃れていくCOBOLのスキルを上げていくよりも、需要があり別の開発言語の習得にも応用ができるJavaがおすすめ!
Web系に特化するのであればPHPもいいでしょう。
IPAの国家試験に基本情報技術者試験があります。
この試験の午後の試験からこれまではCOBOLの選択が可能でしたが、2019年の秋期試験を最後に出題を廃止へ。
それはそうですよね。基本情報技術者は学生や社会人になりたての比較的若い人たちが受ける試験。
そのなかで、わざわざCOBOLを勉強して試験を受けるはずがないですからね。
ちなみに、2020年春期試験からはPythonが追加。
Pythonはこれから勉強をするにはとてもいい開発言語です。
しかし、仕事となるとPython案件はまだまだ少ないです。
少なくとも、地方の仕事でPythonの開発案件があるとしたらかなりレアなほう。
PythonやRubyはこれから需要が伸びていく開発言語となるでしょうが、現状はまだまだJavaやPHPが優勢であることは間違いないです。
まとめ:キャリアチェンジでJavaの技術者になり、市場価値を上げる!
今後、エンジニアとして市場価値を上げていくためにはやはり、Javaを習得していく必要性があると判断して転職しました。
いつまでもレガシーエンジニアをしていたら、なかなか市場価値は上がらないと思いますし。
いまはJavaのシステムを保守しているだけですが、ゆくゆくは開発もやりたいと考えています。
早ければ今年、社内異動で客先常駐から自社の開発に移れるかも!
開発もできるようになれば、エンジニアとして市場価値も上がっていくことでしょう!
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