【Bスポット療法】慢性上咽頭炎と診断されて8年!塩化亜鉛で劇的に良くなった話

喉が痛い女性のイラスト

こんにちは!ごっどている(@brotherhood0716)です。

2011年に慢性上咽頭炎になって、いまも現在も治療を続けています。

たぶんきっかけは、風邪をこじらせてなかなか治らなかったとき。

当時は仕事も激務で毎日残業して、体調も悪かったんですよね。

その上で年始めに風邪をひいたら喉の痛みだけ治らなくて。

 

今回はわたしが長年つきあっているこの慢性上咽頭炎について記事にします。

こんな人におすすめ
  • 上咽頭に違和感や痛みがある方
  • 耳鼻科で上咽頭の診察を受けたが、特に異常はないと診断された方
  • Bスポット療法について興味がある方

 

ちなみに、慢性上咽頭炎のおすすめの書籍はこちらです!

慢性上咽頭炎の診断について

上咽頭とは、喉の奥にあり、のどちんこの裏側の部分。

そしてこの部分が慢性的に炎症を起こしているので、「慢性上咽頭炎」という病名がつけられています。

昔は「鼻咽腔炎」という病名でした。

ちなみに、「鼻咽腔炎」(いまでいう慢性上咽頭炎)を熱心に研究された先生が、元東京医科歯科大学の堀口申作先生。

堀口申作先生が研究されていたのは、1980年代のころ。

それがいまになって、耳鼻科医が再び注目を集めているのですが、話が長くなるので別の機会にします。

 

慢性上咽頭炎は診断がとても難しく、上咽頭をファイバースコープで診察しても異常が見られないんです!

実際、わたしもこの病気になったときは、どの病院に行っても異常なしとさまざまな医者に言われました。

血液検査、細菌検査、ファイバースコープ、そしてMRIまでやりました。

全部異常なし!

こんなに痛みがあるのに、病名がつかない。ありえない。。

当時は絶望を感じました。

 

肉眼による診断は、医師が慢性上咽頭炎を知っていてかつ、実際の治療の経験がなければかなり難しいと思われます。

 

いまでは慢性上咽頭炎の本が一般書になって、わたしたちが手にとることができるようになりました。

しかし、この病気を知らない医者はかなりいるのではないでしょうか。

実際に、わたしがかかっていた耳鼻科の先生は知らなかったです。

 

肉眼による診察が難しいのであればどうやって診断するのか。

塩化亜鉛という薬品を使うと、上咽頭に炎症があるか分かります!

どんな治療をするの?

慢性上咽頭炎があるのかどうかは、診断とその治療がいっしょになることが多いです。

 

塩化亜鉛という薬品を咽頭捲綿子に塗り、それをのどちんこの裏側から入れて塗布する。

つまり塩化亜鉛を染み込ませた長い綿棒のような医療器具で、患部にこするんです!

 

この治療方法のことをよく「Bスポット療法」ということがあります。

さきほどご紹介した、堀口申作先生が出版した「Bスポットの発見」という書籍からきています。

慢性上咽頭炎はむかし、「鼻咽腔炎(びいんくうえん)」と名づけられていて、その頭文字Bからとったとされています。

 

話をもとにもどして、のどちんこの裏側から、長い綿棒を入れる治療。

これってちょっと苦しそうと思いませんか?

わたしも最初はかなり抵抗がありました。

 

わたしが慢性上咽頭炎であることを診断をしてくれた先生は、総合病院の耳鼻科医の名医。

当時、かかっていた診療所の先生が、診断することができずにこの名医に紹介状を書いてくれたんです。

その後、慢性上咽頭炎と診断がこの先生のおかげで出たので、塩化亜鉛で治療をするよう伝えられ、その後はもともと通っていた診療所で治療をすることに。

 

この咽頭処置の治療は、耳鼻科医の先生でもやりなれていないと、けっこう苦しいんです。

目に見えないところに綿棒を入れますから。

最初はうまく上咽頭に当たらずに、オエッって何度もなりました。

 

それも何度も継続して通っていると自然と先生の手技もうまくなって、患部にうまく当たるように!

うまく入るとそんなに苦しくはないです。

 

ちなみにわたしは、このBスポット療法を通算してだいたい350回~400回くらいはやっています。

これだけやっていると、たとえオエッってなっても怖くもないです。

これはもうなれですね。だいぶなれてしまいましたw

 

このBスポット療法の痛みですが、症状がひどいとけっこう痛いです。

塩化亜鉛を上咽頭に塗って、炎症を焼くという治療。

痛みもありますし、綿棒には血液でべったり付着することも!

 

炎症がなくなっていくと、塗ったときの痛みや出血もおさまっていきます。

 

この痛みもとうぜん個人差が!

炎症がひどければ痛みや出血もするけど、軽い症状であればそれほどの痛いは出ないのではないでしょうか。

これについては、実際にやってみたいと分からないですね。

治療の効果は?

炎症がひどいと痛みがともないますが、治療した翌日はものすごく改善されます。

実際、わたしの場合は上咽頭に痛みが出るのですが、治療後の翌日はかなりスッキリ!

上咽頭は面積が広く、口から綿棒を入れて塗るには限られた面積にしか出来ないため、おそらく炎症がある全てには塗れていません。

しかし、それでも継続して治療をしていった結果、慢性上咽頭炎がかなり改善されたことは明らか!

この治療がなかったらと思うとたまにぞっとします。。

まとめ:慢性上咽頭炎の治療はBスポット療法で劇的に改善する可能性がある!

いかがでしたか。

わたしの体験をもとにこの記事を作成しました。

Bスポット療法で治療した回数はすでに数百回!患者のなかではベテランですね。

 

ここまで改善するためには、継続的に治療をしていきました。

処方箋の薬などは一切飲んでいません。

塩化亜鉛の塗布以外、有効な治療がないんです。

 

面倒ですが、耳鼻科の外来治療を継続して慢性上咽頭炎を改善していきました。

実はいまも治療をしていて、再発防止のためですね。

月に1~2回やったほうが体調も良いです。

 

この病気になって、慢性上咽頭炎の書籍は熱心に読みました。

特におすすめなのが、この本!

発売されたのが、2011年の3月!

わたしが慢性上咽頭炎になったタイミングで発売されたんですよね!

この本はかなり読み込みました。

慢性上咽頭炎について悩んでいたら、ぜひ一度読んでみてください。

今後も、慢性上咽頭炎の記事を書いていこうと思います!